LOVE★work
どうせなら奏太が先輩の相手してくれねぇかな…。
「この現状を琉莉が見たらどう思うか…」
「琉莉?
あいつ何かあるのか?」
「恭君の鈍感!!」
「きもっ……」
女声を出した奏太に白目を向けながら、あの女と別れる方法を探った。
「あれ? 坂下奏太じゃん!!何、2人知り合いなの!?」
「幼馴染みっスよ先輩」
奏太は嫌な顔して答えてた。
「あ、恭介」
「何?」
「チケット取れたから、後で琉莉に貰えよ」
「マジで!?」
見事テストで赤点を免れた奏太と琉莉。
夏のコンサートも無事開催される。