LOVE★work
送別会は、俺が想像してたよりも規模がデカかった。
「シャナが学園長に頼んで、会場使わせてもらった。
恭介の主役は恭介だから、思いっきり楽しめよ」
「わかってるっつーの」
クリスマスパーティー並の人数に、豪華なご馳走。
こんなのいくら先生でも無理だろ。
「最後に恭介のスピーチが予定されてっから、それまでに帰るなよ」
「はいはい…」
ジョンは俺が毎日仕事って知ってるからか、この後も仕事って思ってるみたいだ。
「大丈夫だって、ジョン。
先に帰ったりしねぇょ。」
学校の奴等には世話になったものだ。
今ではキングだったのも懐かしい。