LOVE★work
あたしが声の不調が出たあの時から、Lightのスケジュールは少し軽めになった。
春休みの今、学生のあたし達には毎日仕事してた方が後々の為になるのに、わざわざ休みを作ってくれた。
あたしがみんなに迷惑かけてる…。
「恭君は時差ぼけ大丈夫?」
「少しだけ…」
「ごめんね~。
琉莉起こしてもらって」
「大丈夫ですよ」
「そう? ゆっくりしていってね」
ママはそう言ってリビングを出て行った。
「あ、そうだ琉莉」
「ん?」
「付き合おっか」
「へぇ~……、……は?」
「カレカノの仲になるか?
それともならねぇ?」
ちょっ…!?