LOVE★work
まだ1時間も経ってないのに、タマさんが選んでた服は何十着も。
あたしこんなにいらないし、金ないし……。
「恭介君、選んだわよ」
「後ちょっと待って」
「はいはい」
この2人親しすぎる。
やっぱ何かあったんじゃ…。
「琉莉ちゃん。
最近の恭介君大丈夫?
変わった事とかない?」
「へ?」
「ん、やっぱり溜め込んでるか…」
「何か…あったんですか?」
「恭介君から聞いてない?
……仕事がやり辛いみたいよ」
知らなかった……。
そんな素振りもいっさい見せないから気付かなかった。