LOVE★work
わからないけど、あたしなりに力になれる事があるんじゃないかって…。
「もう俺に関わんな。
俺に口出しするな」
何でそんな事言うのよ…。
「恭のバカっ!!
もう知らないもんっ!!」
少しくらい頼ってもいいじゃん?
「今の恭は変だよ。
あたしはそんな恭は嫌い。
……大っ嫌い!!」
本当は言うつもりなかったけど、何も考えずに口走っていた。
あたしは自分の家の部屋に戻ると、枕に顔を埋めて泣いた。
恭介が深く追い詰められてるって実感したのは、泣き終わった後だった。
あたしは恭介をさらに苦しめたんだ。