LOVE★work
▼告白の前に
あたしは舜哉と近くのカフェに来た。
視線感じるけど、気にしないふりをした。
「ねぇ…。
あたしフラれるかな…」
「それは恭介に?」
「うん…」
「さぁ?
俺は恭介じゃ無いからわからない」
だよね…。
聞いたあたしも馬鹿だった。
まぁ馬鹿なんだけど…。
舜哉は恭介じゃ無いんだもん。
わかるはずが無いじゃん!!
「言える事はただ一つ。
琉莉はまだ恭介に告白してないじゃん」
「…………」
それは…そうだけど……。
「だって怖いもん……」
フラれるのが怖い。