LOVE★work
恭介がいないと不安な時がしばしばある。
セクシーな女の人に誘惑されてないかとか、恭介には有り得ないって思ってる事とか……。
学生の時は思わなかった事が大人になった今、考えてしまう。
でもその分、恭介が本当に大好きなんだって実感する。
「今日は何時だろ…」
明日の仕事が昼からだから、遅くまで起きておけるけど…。
あたしはソファに体操座りでリルちゃんを抱き締めていた。
こうしていると時間の感覚が無くて、時間が意外と長く経ってた。
それに気付いたのはリビングのドアが開く音で……
「琉莉?」
――恭介が帰って来た時だった。