LOVE★work
琉莉のこの行動は毎度の事だから、涼平や舜哉は気にしてない。
奏太はずっと笑ってるけど。
「恭介、お前どうにかしといて」
「おいっ…!!」
「俺も着替えなきゃいけねーの」
はぁ…。
仕方なく俺は琉莉に近付いた。
「琉ー莉」
「きょ…う?」
「そ、俺。
今日マジで良かったよ」
「うぅっ……」
「いい加減泣きやめ」
「っ…恭~!!」
本当にこいつは…。
自分で感動してやがる。
子どもみたい…。
世話がやける奴だな。
これじゃ琉莉が観客みたいじゃん。