む☆げん愛
『………。』
早坂さんはしばらく空を見上げて考えこんでから
『まっ!そうだな。
よし!何食う?』
「えっと…何でも。」
『そうだな…
じゃ、行くぞ!!』
早坂さんの手が伸びてくる
「なっ…何ですか?///」
キャー!
手とかけいちゃん以外の人と繋いだことないし…
『荷物!』
「はっ!!!
そうですよね…」
私の跳んだ妄想は
すぐに打ち砕かれた
私は小さな白いバッグを手渡した
『は?
ちげーだろ!?』
そう言って早坂さんは
肩からさげていたスポーツバッグを掴み上げた
ついでに緑の紙袋も持っていかれ…
全身がふわっと軽くなる
「いや、そんないいです。
持ちます。」
『そ?
じゃ、コレ…』
そう言うと
小さなバッグが返ってきた