む☆げん愛
*早坂先生の気持ち*
***早坂先生side***
『ふぅ〜ん…。
おまえ勉強以外に何しにきたんだ?』
「…うっ…。その……
うっかり…忘れてまして……///ごご、ごめんなさい!」
『親にウソついてまで、
男の部屋に遊びにきたってわけか…?』
また顔、真っ赤だし…
いい加減なれろよなー…
ちょっとからかってやろうと思って顔を近付けてみる
ハハッ!もうゆでダコだなこりゃ…
「…ちっ、ちがいま…っしゅ…///」
…はっ!?
うつむきかげんで手を口に持っていきながら
おびえたように言うあいつ
くそっ!!そうきたか!
無意識に誘ってるぞ
こいつ…
でも、負けねー!
『そんな赤い顔して
幼児語つかうなんて…
おまえにしては
なかなかの上等テク持ってんじゃねーか!
誘ってんのか??』
「さっ…誘ってませんから!はっ…離れてくだ…ひゃい…///」
耳まで真っ赤にして
目をウルウルさせながら
上目遣いで見ているあいつ
…………………。
…プチッ。
理性の切れた音がきこえた
『来いっ!!!』
「…///…きゃっ!///」
おまえが悪い!
俺は酔ってるんだし仕方ねぇ!
自分に都合よく合理化する
あいつを抱きかかえて
リビングをでた……―