む☆げん愛





『おぉっ!わりっ!
遅くなった!!』







30分くらいして早坂さんが慌てて研究室に入って来た





「いぇ……。
なんだかここって…
外の音が全く聞こえてきませんね?」






『あぁ。昼間はみんな勤務してるし、この棟にはあんまり人はいないからな!』





「そうなんだ…
それで…何ですか?」







『あぁ。…っと……

おまえ、前に告白されたやつとはどーなってんだ?』






「えっ!?」






吉井君のこと?



どー?って………





ボボボ///






急に屋上でのことを思い出した







「べっ…べつに…
どーも…なってないです…ただの、友だちです//」








『近頃のやつは…友だちにもキスマークをつけるのか?』








「ふぇぇっ?//////」






バレてたんだ…//







『図星か…。
そいつにやられたんだな?』










「うっっ……//」








『関わるなっ!つったろ!』






言い返せる言葉なんてナイ…
けいちゃんに“気をつけた方がいい”と言われ

早坂さんにも“関わるな!”って言われてた…








わたしが甘かったんだ…






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