む☆げん愛
「たっ…確かに。
こ…こんなことされたのは、わたしが甘かったんだと…思います。
けど、クラスメイトだし…
関わらない…というのは寂しすぎるんじゃないかと…
きっとなにか理由もあったと思い…ます。」
確かに、こんなことするなんて…
ひどいと思う。
だけど、やっぱりこれも理由があってしたことだと思う
ただ遊びで…ノリで…って風には見えなかった
『なんだ?
理由って…
おまえほんっとーに何もわかってねーな!?』
ジリジリと距離を縮められる
はっ…早坂さん…?///
近いんですけど…//
壁際のほうまで追い詰められてしまった
逃げ場のなくなった私は
蛇ににらまれるカエル状態で早坂さんを見上げた
―ダンッ!―
早坂さんの左腕が
私の頭上の壁に叩きつけられた
「はっ…早坂さん?
こ…こわいんですケド……。」
ニヤッと薄ら笑いを浮かべて
私の目線の高さまで長身を屈める早坂さん
『男ってのはな…』