む☆げん愛
『108ページからする?』
「へっ//?
108ページ…ですね!
はいっ…
108…108…っと…」
慌ててページをめくる
『プッ…。ハッハッハッ!
おまえ…気合い入りすぎ!
頭ん中透っけ、透っけ…』
…バサバサッ…
心の内をよまれた事に焦ったわたしは、
ノートを机から落としてしまった…
「ずるい…//
気付いてたんですか?
知らないフリするなんて…//」
『食われたくないやつは…
んな格好して男の家こねーよ。』
ジリジリと距離を縮める早坂さん……―
この水玉のワンピースだったら…
また触ってくれるかなって…
お風呂に入って、着替えようかと思ったけど…
やっぱりこのワンピースを選んだのは私の下心からなんだろう……―。
あっという間に縮まった距離
頭を傾げながら目を細めている早坂さん//
切れ長の色っぽい目…//
ニヤッとイタズラに口角をあげている顔がたまらなく愛おしい//
早く…触れて欲しい…//
見つめられているだけで火照るカラダ//
『ハァ…。』
えっ!?ため息?
気合い入りすぎでイヤになっちゃった!?
焦った私の口から慌ててでてきたのは、恥ずかし過ぎる言葉だった…
「やだ…//
やめないでください…//」