む☆げん愛


吉井君の表情を伺おうと見上げると、背中を向けて、歩き出そうとしていた。





よかった。気にしてないみたい。





『ここは人が多いから、あっちの静かな部屋でもいいかな?』




「うん。」




私は元気いっぱい答えると、直ぐさま立ち上がろうとした…が…





その瞬間、視界がグラグラと揺れて、床に倒れ込…ん…だ?





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