む☆げん愛
『あの…早くどいてくれないかな?…反応しちゃうんだけど…』
(??反応??)意味がよくわからなかったが、私は慌てて体を起こす。
「ご、ご、ごめんなさい!」
吉井君はスクッと立ち上がると、制服のズボンをなおしていた。
急に立ち上がったから立ち眩みがしたんだ…
それで倒れてしまって…
その先を思い出すと…ドクン!と心臓が飛び跳ねて、顔が瞬く間に熱くなってくるのがわかる。
はっ、恥ずかしすぎる!
吉井君の顔が見れない…