枕の気持ち
戦い
自分は病気なんだ…少し割り切った感じもするさきちゃん。朝から寝るまでお薬を飲み続ける生活が始まったの。でもすぐに治る病気では無い…まだ泣き続ける日々、いつも何かに不安、寝られない、孤独感…。
温もりが欲しかった、寂しくないって感じていたかった、甘えられる相手が欲しかった…抱いてくれる男性の存在…その一瞬は温かく、寂しくなかった。
でもそんなんじゃない…中身の無い関係の人なんか要らない…心の繋がりが欲しかった。一人じゃないっていう安心感が欲しかった。
さきちゃんは精神科に通うようになって一年ぐらい経った頃から、本気で変わりたいと思い初めた。
お薬の後遺症とも毎日戦い続けたわ…夜中無意識に部屋をうろついたり、知らない間に電話やメールを打っていたり…。朝起きて愕然とする毎日…。
でも何人かに自分の病気の話が出来るようになった。さきちゃんから話を聞いて去って行く人は誰も居なかった…そこには笑って病気の話をしているさきちゃんが居る。
私は毎日無意識に動き出すさきちゃんを見守るしかない…。
温もりが欲しかった、寂しくないって感じていたかった、甘えられる相手が欲しかった…抱いてくれる男性の存在…その一瞬は温かく、寂しくなかった。
でもそんなんじゃない…中身の無い関係の人なんか要らない…心の繋がりが欲しかった。一人じゃないっていう安心感が欲しかった。
さきちゃんは精神科に通うようになって一年ぐらい経った頃から、本気で変わりたいと思い初めた。
お薬の後遺症とも毎日戦い続けたわ…夜中無意識に部屋をうろついたり、知らない間に電話やメールを打っていたり…。朝起きて愕然とする毎日…。
でも何人かに自分の病気の話が出来るようになった。さきちゃんから話を聞いて去って行く人は誰も居なかった…そこには笑って病気の話をしているさきちゃんが居る。
私は毎日無意識に動き出すさきちゃんを見守るしかない…。