secret-story
“電球切れてるのかな?”

替え方なんてわかる訳もないし,わかったとしても背が届かない。

“懐中電灯を探そう”

部屋の思い当たる所を探したけど見付からなかった。

困ってるのもお構いなしに弟は泣いている。

“ミルク作らなきゃ“

薄暗い台所でお湯を沸かしなんとかミルクを作った。





だんだん日も暮れてきて部屋も暗くなってきたから電気を付けようと思った。



カチャ



部屋の電気も付かない。



”??“



トイレに行ってみた。



カチャ



やはり付かない。



そう,電気が止まっていた。
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