片思い?両思い?


「あ、あの、隆平さん!」

「うん?何?茜ちゃん」

もう機嫌が直ってる。

「理沙は、あの悪くないので・・・お仕置きは・・・」

「ん?」

俺たち3人は?顔で茜ちゃんを見る。

「お仕置きは、私が受けます!」

「「ぶはっ」」

隆平と俺は飲みかけていたコーラを吐き、理沙ちゃんはあんぐり口を開けていた。

「え?え?」

お仕置きの意味・・・分かってなかったのか・・・。

「本当に?本当に茜ちゃんが、受けてくれるの?」

隆平が言った途端

パシッっ

と理沙ちゃんのチョップが隆平の頭にヒットした。

「真に受けないの!」

「プププッ」

俺は笑いをこらえるのに必死だった。

「茜、ちょっとこっち来て!」

「え?・・あ、うん」

理沙ちゃんは茜ちゃんを連れてトイレに入っていった。


「茜ちゃんは天然エロだな」

隆平が笑いながら言う。

天然エロ・・・。

「茜ちゃんらしいと言えば、それまでだけどな」

「まあな」

2人で笑っていると、トイレから真っ赤になりながら帰ってきた。

「茜ちゃん、俺のお仕置き受ける?」

ニヤリとしながら聞く隆平。

「え、遠慮しておきましゅ・・・」

慌てて言うから噛んでるし・・・。

もう、最高だよ。

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