とりかえっこしようよ


「実はね、今付き合ってる人がいるの。

この病院のソーシャルワーカーなんだけど、とても優しくて、私の病気に対しても理解があるから。

あなた達のおかげ。

だから、あなたが元気な赤ちゃんを産んだら、また一緒に働きましょう」



「はい!」




こんな風に須藤先輩と話す日が来るとは、思ってもみなかった。


私が産休に入る前に、復帰して欲しい。


また一緒に働きたいと思った。



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