とりかえっこしようよ
給食室へ食器を下げて、先生に給食を食べ終わったことを報告したら、昼休み終了のチャイムが鳴った。
「え〜っ!昼休み終わっちゃったよ……。遊べなくて残念だったね」
いっくんはしょぼんとして教室へ向かう。
運動が得意で、勉強もできるいっくん。
しかも誰にでも優しいから、クラスの人気者。きっと、みんなと遊びたかったんだよね。
私と二人で給食の居残りなんて、可哀想。
「そうだね……仕方がないよ」
私もしょんぼりして後ろを歩く。
と、急にいっくんが振り返って笑った。
「そうだ!今日一緒に遊ぼうよ。日の出公園で!」
「え?いいよ。けど何で日の出公園?」
「ひかりちゃんに見せたいものがあるんだ。さっきのパン、半分は残してるよね?それ持ってきてね!」
「え〜っ!昼休み終わっちゃったよ……。遊べなくて残念だったね」
いっくんはしょぼんとして教室へ向かう。
運動が得意で、勉強もできるいっくん。
しかも誰にでも優しいから、クラスの人気者。きっと、みんなと遊びたかったんだよね。
私と二人で給食の居残りなんて、可哀想。
「そうだね……仕方がないよ」
私もしょんぼりして後ろを歩く。
と、急にいっくんが振り返って笑った。
「そうだ!今日一緒に遊ぼうよ。日の出公園で!」
「え?いいよ。けど何で日の出公園?」
「ひかりちゃんに見せたいものがあるんだ。さっきのパン、半分は残してるよね?それ持ってきてね!」