ちょっ。年頃なんだから。


正美はもぐもぐと頬張りながら


さっさと扉を開けて


会室に入っていった。


(な?ひでーだろ?)


俺が続いて入ろうとした時。


「おっと、ゴメンよー♪」


強引に脇の下を通り抜けると同時に


また俺のから揚げが


一粒掠って行かれた…。


………涙ッッ!!



これは副会長の砂奈絵。





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