命の箱
「もういいんだ。
俺はどこにも行かないよ。


疲れているんだろう。


また眠ればいい」



雄一に抱かれた安心感が
身体を巡り


真奈はまた眠りに落ちていく。



今度は楽しい夢を見る。



3人で過ごした日々の
夢を。

< 100 / 162 >

この作品をシェア

pagetop