命の箱
独白
恐怖と混乱に支配された真奈の
後ろに雄一は寄り添うように立っている。
「雄一怖い」
真奈は雄一にそう言うが
雄一は笑顔のままそこに立っている。
「雄一?何か言ってよ」
真奈は少しいらだってそう言うが
雄一は相変わらず何も言わない。
「雄一ふざけないで!私がこんなに
怖い思いをしているのに
私に優しい言葉一つもかけられないの?
雄一!雄一!」
真奈の必死の懇願にも
雄一は答えない。
後ろに雄一は寄り添うように立っている。
「雄一怖い」
真奈は雄一にそう言うが
雄一は笑顔のままそこに立っている。
「雄一?何か言ってよ」
真奈は少しいらだってそう言うが
雄一は相変わらず何も言わない。
「雄一ふざけないで!私がこんなに
怖い思いをしているのに
私に優しい言葉一つもかけられないの?
雄一!雄一!」
真奈の必死の懇願にも
雄一は答えない。