運命のいたずら
(ヤバッ!ってか、いつの間に?箕菜、待ってるかなぁ…合鍵、あみに借りといて良かった!!)




そんなことを考えながらベンチから立ち上がると久しぶりに聞く、忘れられない声が聞こえてきた。


「あれ?香織ちゃん、どうしたの?こんなトコで。」


「え!?弘将クンこそ!ウチゎ、バイト先に電話してたんだ。」


「そっか。俺ゎコンビニの帰り(笑)」



え!?



ってコトゎ、家近いんだ♪
やったぁ☆


「香織ちゃん?ニヤけてるケド…」


弘将の声で我にかえり、顔を整えた。


(ヤバいって。キモかったよね…)
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