運命のいたずら
(弘将?何を望んでるの?それを話して、ウチに何をして欲しいの?)



「話してみても結構いい子でさ、怒ってたトキだったみたいだけど、シカトしないでくれたし、笑顔も向けてくれた。」


…それ以上言わないで。
私にそれ以上話さないで。




「それから毎日、その子のコトが頭から離れなかった。でも、名前も知らないし勿論連絡先も分からない。だから会える訳ゎなくて。」



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