運命のいたずら
急に立ち上がった私に驚き、バイクを止める弘将の顔ゎ、とても怒っていた。



「ごめん。でも…」


「ん?」

…そんな優しい顔で見ないでよ。ずるいよ。


「なんで私に話すの?聞いてるのが辛いの!私ゎ…弘将が…………」


このまま告っちゃうの、私?泣きながら?


でも……

…今言わなきゃ!



「私、弘将が………好きなの!」


「えっ!?」

私ゎすぐに後悔した。弘将が俯いちゃったから。


「香織…」


「は、はいっ!」



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