運命のいたずら
「ごめん。笑いすぎたゎ。ってか、返事…」


「いいょ。返事、急がないから…」



パシッ

「ひゃっ!」



私が逃げようとすると、弘将に腕を掴まれた。


「……待てよ。」


「えっ」

弘将の顔を見た私ゎ、腕を掴まれたまま硬直した。


少し赤く染まった弘将の顔が、あまりにも真剣だったから…


「ひ、弘…ま…さ…?」


私ゎゆっくり正面を向き、弘将を見た。


「か、顔ゎ見んな!」


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