運命のいたずら
なんか、今さら淋しくなってきた。


「香織ぃ!!早く来てよぉ!」


佐紀の声に、ハッと我に返る。


「ゴメェン!今行くからぁ!」


急いで着替え、店内に戻ると、すでにみんなゎデザートタイムに入っていた。


「香織ちゃん、ケーキ食べる?」


「はい!もらいます♪」


私が接客しなきゃいけないのに、常盤さんがケーキをよそってくれた。


「はいょ!」


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