運命のいたずら
そこにいたのゎ、

まぎれもなく

私の愛しい人。

「……弘将。」



私ゎ思わず呟いた。

「えっ!?」


弘将のことを知ってる箕菜ゎ、私の言葉に驚き、私の目線を辿る。


「お姉ちゃん、行こうよ!弘将クンのとこ。」


「いい。私ゎ弘将を信じる。」



大人振って、いいことなんてなんにもないのに。


でも、やっぱり弘将を信じたかった。

私の足ゎ自然に出口へ向かっていた。



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