Kiss me please!
「ま、何だっていいけどさぁ」
「応急処置なんで、ちゃんと通院した方がいいと思います。治療費をお支払いしますから連絡先を交換させてもらえませんか?」
自分のせいで怪我をさせてしまった責任を感じている望がそう申し出ると、男は考えるように少し首を傾げた。
「…治療費払ってくれんの?」
「もちろんです!私のせいで怪我したのに…」
「じゃあ、今もらってもいい?」
「あっ、今から病院行きますか?」
無防備にそう言う望を見て、男は軽く微笑んだと思うと捻挫した左手で望の腕を取り、右手で望の顎を掴むと同時に口づけた。
事態が飲み込めていない望の咥内に男の舌が這入りこむ。
息苦しさに正気に返った望は男の胸を思いきり押し返した。
唇を拭い男に向かって叫ぶ。
「何すんのよッ!!」
男は望の怒りなど気にした風もなく言い返した。
「治療費払うって言ったのはそっちだろ?」
「私はっ!病院代を払うと言ったんです!何でいきなりこんな事されなきゃいけないのよッ!」
「病院代はいいからさ、俺と毎日キスしない?」
「ふざけないでよ!そんな事無理だってば!」
「応急処置なんで、ちゃんと通院した方がいいと思います。治療費をお支払いしますから連絡先を交換させてもらえませんか?」
自分のせいで怪我をさせてしまった責任を感じている望がそう申し出ると、男は考えるように少し首を傾げた。
「…治療費払ってくれんの?」
「もちろんです!私のせいで怪我したのに…」
「じゃあ、今もらってもいい?」
「あっ、今から病院行きますか?」
無防備にそう言う望を見て、男は軽く微笑んだと思うと捻挫した左手で望の腕を取り、右手で望の顎を掴むと同時に口づけた。
事態が飲み込めていない望の咥内に男の舌が這入りこむ。
息苦しさに正気に返った望は男の胸を思いきり押し返した。
唇を拭い男に向かって叫ぶ。
「何すんのよッ!!」
男は望の怒りなど気にした風もなく言い返した。
「治療費払うって言ったのはそっちだろ?」
「私はっ!病院代を払うと言ったんです!何でいきなりこんな事されなきゃいけないのよッ!」
「病院代はいいからさ、俺と毎日キスしない?」
「ふざけないでよ!そんな事無理だってば!」