Bitter チョコvsBlack コーヒー
~くじ引き終了~
えっと、あたしの席は12番ね♪
隣だれだろう?
「どうも!これからよろしく☆」
・・・げっ!やばい。
あのチビで声でかくてウザイ───。
辰雅 稜ジャン!!
「うわっ。お前あのでかいやつじゃん!!最悪!」
アハハ。でかいだと?
チビのてめーに言われたくねぇよ!!
「は?最悪とかこっちの台詞じゃん!
こんなチビと隣とか」
「うっわ。こいつでかいうえにウゼェ!」
かなりウザイお前に言われるとか・・・。
「べつにウザくていいし!そしてうるさい!!」
「うわ…。マジでウザイ。もういいや」
それこっちの台詞ですから!!
ふざけんなバカヤロ───────────!!
「・・・ハァ。」
「綾姫。どしたの?」
「や。なんか隣のやつが最悪でサァ。」
「え?隣だれ?!」
「辰雅 稜。」
「あたしは鈴木 貴琳だよ」
「マジ!?いいなぁ。貴琳...」
「そぉ?…実はね、あたし稜のこと好きなんだ。」
「・・・マジで!!よし。協力しようじゃないか!」
「ホント?!ありがとう!!」
「いえいえ。瑶亜のためな「おい!そこのでかいの!」
・・・んだと?このチビ!
「おい!お前だって!でかいの!!」
「なに!?しかもあたしの名前でかいのじゃないし!!
よぶならちゃんと名前で呼んでくれない?!」
「~~わかったよ!綾姫。お前好きなやつとかいないの?」
「…は?なに急に。いるけどさぁ。」
「マジ!?だれだれ!!教えろよ!隣のよしみで♪」
「…教えるわけないじゃん。多分知らないし。」
「いいじゃん!そいつどこの学校?」
「神冠高等学校…」