Bitter チョコvsBlack コーヒー


~くじ引き終了~

えっと、あたしの席は12番ね♪
隣だれだろう?


「どうも!これからよろしく☆」


・・・げっ!やばい。
あのチビで声でかくてウザイ───。
辰雅 稜ジャン!!


「うわっ。お前あのでかいやつじゃん!!最悪!」

アハハ。でかいだと?
チビのてめーに言われたくねぇよ!!

「は?最悪とかこっちの台詞じゃん!
           こんなチビと隣とか」

「うっわ。こいつでかいうえにウゼェ!」

かなりウザイお前に言われるとか・・・。

「べつにウザくていいし!そしてうるさい!!」

「うわ…。マジでウザイ。もういいや」

それこっちの台詞ですから!!
ふざけんなバカヤロ───────────!!


「・・・ハァ。」

「綾姫。どしたの?」

「や。なんか隣のやつが最悪でサァ。」

「え?隣だれ?!」

「辰雅 稜。」

「あたしは鈴木 貴琳だよ」

「マジ!?いいなぁ。貴琳...」

「そぉ?…実はね、あたし稜のこと好きなんだ。」

「・・・マジで!!よし。協力しようじゃないか!」

「ホント?!ありがとう!!」

「いえいえ。瑶亜のためな「おい!そこのでかいの!」

・・・んだと?このチビ!

「おい!お前だって!でかいの!!」

「なに!?しかもあたしの名前でかいのじゃないし!!
 よぶならちゃんと名前で呼んでくれない?!」

「~~わかったよ!綾姫。お前好きなやつとかいないの?」

「…は?なに急に。いるけどさぁ。」

「マジ!?だれだれ!!教えろよ!隣のよしみで♪」

「…教えるわけないじゃん。多分知らないし。」

「いいじゃん!そいつどこの学校?」

「神冠高等学校…」









< 2 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop