君のとなり。
まずゆーちゃんが描いたのは机。
と言っても位置だけど。
そこにゆーちゃんが
素早く番号を書いていった。
私見ても意味ないし…。
ゆーちゃんが(一つの席を除いて)
机と番号を書き終えた。
きっとあの空席………
私だ。
隣誰になるかなぁ…
前回の席は最悪だったもんなぁ。
右隣→中原(クラス一嫌なヤツ)
左隣→佐伯(女好き)
前→湯川(喋らない)
後ろ→永谷(死ね)
という感じで………
永谷の所、分かりにくくてすいません…。
話しを戻してと………
ゆーちゃんは空席の場所に
私の名前を書いた。
「えっ、ゆーちゃん!私の隣って誰っ!?」
ゆーちゃんはまた嫌な笑みを浮かべ、こう言った。
「期末学年一位の
アイツだ。」
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