蝶と龍
『なになに?なにがおもしろいの?』
後から入ってきた夜李が陽那斗の腕を掴んで揺する
『ちょ…ちょっと夜李…』
陽那斗は夜李があまりにも勢いよく揺するから焦っている
「夜李。」
俺が呼ぶと揺するのを止め俺の所に来た
『教えてよ~』
「なにもねぇよ」
『ケチー』
ついに夜李はふて腐れてソファーに体操座りしてしまった
これは夜李の作戦
こうしてれば折れてくれると思ってやがる
小学生みたいなんだよ
ま…俺にとっては弟みたいなやつ