蝶と龍
次の日、昼過ぎに学校に行きバイクを止めていた時だった
昨日と同じセルシオが校庭に入ってきてど真ん中に止まる
昨日と同じように徹さんが降りてきて後部席を開ける
そして昨日と同じ女が降りてきた
『陽那帰る時連絡しろ』
そう言いながら徹さんは女の頭を撫でてる
『分かった』
一言いって女は靴箱に姿を消した
俺は女を見送る徹さんに近寄ると、徹さんは俺に気付いてなかったらしく振り向いてびっくりしていた