蝶と龍

『あ…家に連絡しなきゃ』


テーブルの携帯を手に取り電話しはじめた陽那斗の手を取り俺の耳に携帯を当てさせる


『もしもし風間ですが』


でたのは陽菜乃さん


「奈央です。今日陽那斗を預かります」

それだけ言うと電話を切った


『ちょ…奈央!短すぎ』


「あ?普通」


『も―』

呆れながら携帯をテーブルに置く陽那斗をまた引き寄せる


バランスを崩した陽那斗は俺に全体重を預ける大勢になった



『奈央。離したら殺す』


「上等だ」



ちゅっ


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