蝶と龍

「奈央もしかしてそれで怒ってたの?」


だからちょっとからかってみた


でもすぐに後悔したけど…


奈央はイラっとしたらしく気づいたら私の唇は奈央に奪われていた


『そうだよ…わりぃか』


キスされてただでさえ動揺してるのにさらに動揺させる言葉をかけられた



奈緒は私を離してタバコをくわえる


「悪くない。嬉しい」

バックからライターを取り出しながら奈央を見つめる

そのまま近寄りタバコに火を付けた


「今日1日なのに奈央がいないとスッゴい寂しかった…」


今日は素直になる日なのかもしれない


『お前俺の女になるか?』

「しかたないからなってやるよ龍の女に」


こうやって私は龍の女になった


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