蝶と龍
プチ同棲
家に着くと連絡が入ったんだろう…お袋と親父と由亜が玄関で俺達を出迎えた
『『『おかえりー』』』
「………」
『お邪魔します。しばらくお世話になります』
陽那斗は俺の手を離し礼儀正しく挨拶をした
『いいのよ!!さぁあがってあがって。部屋は…』
お袋が陽那斗の手を握ってリビングへと引きずっていく
『ママ客間でいいんじゃない?』
『ん~そうね!!!客間にしましょ』
由亜とお袋は勝手に話を進めている
親父は親父で陽那斗の左隣に座りニコニコして陽那斗を見てる
そんな状況に正直戸惑った様子の陽那斗
はぁ…
「親父キモイからやめろ。部屋は俺の部屋でいい」