最低最高カレシ
そのままあたしたちは細い路地裏に入った。
他愛の無い話しをして…笑ったり怒ったり…
「でねー!!」
まあ話すと言ってもあたしが一方的に話しているだけだけど。
ちょうど、つま先立ちの話しをしている時だった。
「これ、結構難しいんだよ!!」
そう言ってあたしは`つま先立ち´をしてみた。
…あたしはドジだから。
ドジでマヌケでアホだから…
-グラッ!!-
「きゃぁっ!!」
こっ転ぶっ!!
あたしは目をつぶる。