最低最高カレシ
あたしの髪型はすでに
ボンバー状態
「さいっやく…」
「伊織??時間平気なの?」
「ヤッバ!!」
あたしは行ってきますを言って家を出た。
「いお!!おはよー!」
「夏菜!!おはよー!」
-飯田 夏菜-
あたしの親友。
大好きな幼なじみ。
澄んだ大きな瞳があたしを見つめる。
女のあたしでも
ドキドキしてしまう。
「朝から騒いでたけど
寝坊でもした?」
う゛
図星をつかれて何も言えないあたし。
さすが夏菜…何でもお見通しだ…。
「大丈夫だよ。まだアイツが来て無いから♪」
…アイツ…??
あたしと夏菜だけで行くんじゃないの??
その時。
「あー寝みぃ…」