最低最高カレシ


【side:伊織】


今は潤の家にいる。


そして、ベッドの上に座って後ろから抱っこされてる。


あたしの心臓はずーっとドキドキなってる。


「伊織、絶対コンパなんか行くなよ。」


潤…心配してくれてんだ。


自然と顔がにやける。


「…何笑ってんだよ。」

ちょっと不機嫌な声。


そんなとこにもドキッとしてしまう。


「へへ…ありがと。」


「訳わかんねー。」


ちゅっと触れるだけのキス。


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