最低最高カレシ
「ひゃっ!?」
伊織が俺から離れる。
あー…抱きしめとけば良かった。
そっと抱きしめる。
「キスできる…?」
俺の胸の中でこくっと頷く伊織。
「…んっ…ぁ…」
時々漏れる甘い声…。
その声が俺の理性をくすぐる。
「…ぁんっ…じゅぅ…」
…もう知らない。
-ギシッ-
ベットに伊織を押し倒す
伊織を見る。
「…潤…?」
あいつは気づいてないだろうけど自然に上目遣い になっている。
「…もう…我慢の限界なんだよ…。」
そう言うと、急に伊織は泣きそうな目になった。