最低最高カレシ

奪い合い



【side:伊織】


龍之介っていう一年生があたしの事を好きといいにきた。


全く知らない人に好きと言われても…;


あたしはびっくりして何も言えなかった。


…きっとからかいに来たのだろう…、


でも、その日から毎日昼休みには会いにくるし、潤の機嫌はどんどん悪くなっていった。



今は潤の部屋。



「ちょっと…離してほしいんだけど。」


ずーっと後ろから抱きしめられている。


あたしの体は心臓になったみたいにずーっとドキドキしてる。


「んー?伊織こっち見て。」


おそるおそる動く。


「…んっ…ふ…潤…」


その瞬間甘いキスがふってくる。


やだぁ…息ができない。

「んっ…ぁ…ゃぁ…」


潤の手が服の中に入ってきた。


< 94 / 106 >

この作品をシェア

pagetop