Cherish
第1部−あなたとの出会い

泣いたあの日



私は、傷ついたまま
あなたと出会ったね。



12月24日

クリスマスイヴ
街は、イルミネーションや
恋人達・家族で溢れていた。


ママは仕事。

パパはいない。兄弟も。

ママと私の2人暮し。



[まい。おはよ。
今日は、早く帰ってくるわ!
一緒にご飯を食べましょう。]


ママは、そうメモを残して
朝早く仕事にいった。



私は、小学5年生の
「鈴木 舞」 まい。


今日で学校が休みになり、
明日から冬休みだ。


[ま−い!?
今日一緒に遊ぼう-!]


この子は、私の親友の葵。
音楽が大スキで、
歌手になるコトが夢なんだ。



葵は、
スタイルよすぎだし.
顔もととのってる。
羨ましいかぎりだ。



[ね-ッてば?!舞聞いてた]

[うん。あそぼ-!]

[やった-!]


葵がわらうと、
こっちも笑顔になるよ。


私と葵は、
小さい頃のように
無邪気な笑顔を見せていた。



学校が終わり、
私の家で遊んだ。


楽しい時間は過ぎ、
葵達は帰る時間になった。


[まい-!]


[ん-?]


[明日、連絡する-!
冬休みの計画たてよ-ね!!]


[わかった-!またね-*]


[まい-バイバ-イ!]


[バイバ-イ]
< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop