Cherish
第1部−あなたとの出会い
泣いたあの日
私は、傷ついたまま
あなたと出会ったね。
12月24日
クリスマスイヴ
街は、イルミネーションや
恋人達・家族で溢れていた。
ママは仕事。
パパはいない。兄弟も。
ママと私の2人暮し。
[まい。おはよ。
今日は、早く帰ってくるわ!
一緒にご飯を食べましょう。]
ママは、そうメモを残して
朝早く仕事にいった。
私は、小学5年生の
「鈴木 舞」 まい。
今日で学校が休みになり、
明日から冬休みだ。
[ま−い!?
今日一緒に遊ぼう-!]
この子は、私の親友の葵。
音楽が大スキで、
歌手になるコトが夢なんだ。
葵は、
スタイルよすぎだし.
顔もととのってる。
羨ましいかぎりだ。
[ね-ッてば?!舞聞いてた]
[うん。あそぼ-!]
[やった-!]
葵がわらうと、
こっちも笑顔になるよ。
私と葵は、
小さい頃のように
無邪気な笑顔を見せていた。
学校が終わり、
私の家で遊んだ。
楽しい時間は過ぎ、
葵達は帰る時間になった。
[まい-!]
[ん-?]
[明日、連絡する-!
冬休みの計画たてよ-ね!!]
[わかった-!またね-*]
[まい-バイバ-イ!]
[バイバ-イ]