求愛ラバーズ
よく見たら色違いの携帯だった。
「ん〜…なんて言うのかな…。」
「葛城さん?」
「偶然?じゃ、しっくりこないんだよね…。」
頬に手を添え、携帯をジィーと見たままブツブツと呟いている。
「ねぇ三井さんっ。運命ぽいよね!たまたま携帯が一緒なだけで大袈裟なんだけど、これでお互い惹かれ合ってたら正真正銘運命だと思わない?携帯だけだから半分かな?」
俺は葛城さんに惹かれて、携帯も一緒だったから正真正銘運命だと思ってる。
30前の男が運命なんて口にしたら引かれるかもしれない。
けど、葛城さんに出会えた事が俺の中では運命なんだ。
「私が運命なんて似合わないでしょ?引かないで下さいね。じゃあ。」
ヒラヒラと手を振って葛城さんは行ってしまった。
体が熱い………心が燃えるように熱い。
葛城さんが好きすぎて苦しくなる。
姿が見れただけでバカみたいに嬉しくなって、鼓動が速まる。
もう、見てるだけじゃ物足りない。
フラれたくない、言いたくない。
けど、もう爆発寸前なんだ。
「ん〜…なんて言うのかな…。」
「葛城さん?」
「偶然?じゃ、しっくりこないんだよね…。」
頬に手を添え、携帯をジィーと見たままブツブツと呟いている。
「ねぇ三井さんっ。運命ぽいよね!たまたま携帯が一緒なだけで大袈裟なんだけど、これでお互い惹かれ合ってたら正真正銘運命だと思わない?携帯だけだから半分かな?」
俺は葛城さんに惹かれて、携帯も一緒だったから正真正銘運命だと思ってる。
30前の男が運命なんて口にしたら引かれるかもしれない。
けど、葛城さんに出会えた事が俺の中では運命なんだ。
「私が運命なんて似合わないでしょ?引かないで下さいね。じゃあ。」
ヒラヒラと手を振って葛城さんは行ってしまった。
体が熱い………心が燃えるように熱い。
葛城さんが好きすぎて苦しくなる。
姿が見れただけでバカみたいに嬉しくなって、鼓動が速まる。
もう、見てるだけじゃ物足りない。
フラれたくない、言いたくない。
けど、もう爆発寸前なんだ。