求愛ラバーズ
「観念しなさい。」





ニッコリと言われ、ため息を吐くしかなかった。





性別はある程度しないとわからないんだし、まぁいいかと観念してしまった。





「オニイサン、あんまり若くないんだから暴走しちゃダメよ。」


「オジョウサン、口は災いのもとですよ。」





お互いニヤリと笑った顔に耐えきれず、声を出して笑い合う。





「さーて、俺の愛を受け取ってもらいますよ?奥さん。」





キスから始まった愛の情事に、いつもより熱くなり欲してしまった。





視線を絡めて、隙間なく指を絡めて、心も体も深く繋がる。





子供の性別なんてどっちでもいい。





ただ、ありすって名前だけは頂けない。




-END-


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