BLUE SKY





家に帰るとお母さんが






「凌央くん!!交通事故だって」




え……






時が止まった








「意識不明だって」







さっきの救急車…






「中央病院よ…早く」





早く…早く行かなきゃ





家を飛び出して走った












でも間に合わなかった






病室に入ると
「ピー」


という機械音が聞こえてきた




「残念ですが…」



医者のその言葉に
我に返った




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