BLUE SKY



「うん」





「さよならって…
 忘れるって言ってきた」





遥の目にまた涙が溢れていた




「…忘れられんの?」






「…わかんないけど…」







声が震える






「分かった…俺が忘れさせてやるよ」






俺が…忘れさせてあげられるかは
分からないけど…





お前のために





「え?」







「いこーぜ」








「うん」







< 18 / 66 >

この作品をシェア

pagetop