神人~伝説の神人が死んだ日~
「バース、私はバースの友達よね?何で守ってくれなかったの?」
「違う…守りたかった。守りたかったけど…」
「バースの友達になんてならなければよかった」
「……」
「いつも一人でいて可哀相だったから、教師として近付いたけど、こんな事ならほっとけばよかった。バースなんて」
「先生…」
「人殺し…人殺し!人殺し!!」
「あああああ!!」
耳をふさいでも聞こえてくる先生の呪いのような声。お願いだから、もう聞こえないで。
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