神人~伝説の神人が死んだ日~
こんなの見た事ない。セイカでもやらないのかな。
はしゃぐヘウ"ンとは違い、バースは欠伸をしながら頭を掻く。
「何も凄くねーよ。こんな祭りがあるから、私達が警護しなきゃなんないんだぞ」
「でも楽しそうじゃん」
「任務だ。遊びに来てんじゃない」
そう言ってバースは歩き出した。ヘウ"ンも付いて行きながらバースに聞く。
「どこ行くの?」
「腹減ったから飯食う」
バースの目の前には、美味しそうな匂いを漂わせてる一軒の食べ物屋の屋台。
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