雪が降る頃に…
そのときカイトが私を抱きしめてくれた…小さい頃手をいつまでも握ってくれた手で撫でてくれた…

カイト「…大丈夫ボクはミサが無事だったんだからそれで幸せなんだよ」

ミサ「カイト!!……カイト好きだよ…ずっと大好きだからもう忘れたりしないから!!」

カイト「ボクもミサのことが好きだよ…ずっと見守っているからね…」

するとカイトがだんだん光り消えようとしていた

ミサ「いや…カイト消えないで!!やっと思い出せたのに…ずっと言えなかった想い伝えられたのに…」

カイト「時間がきたみたいだ…ミサ忘れないで…ずっとボクは君を見ている…ちゃんとボクのぶんまで幸せになって…」

ミサ「…カイト」

カイト「ミサ…好きだよ…もう最後だからそんなに悲しい顔しないで…笑って?」

ミサ「カイト大好きだからずっとカイトを想っているからね!!」

そう言ってミサはとびきりの笑顔をした

カイト「その顔一番好きだよ…じゃあね…ミサ」

ミサ「カイト…もう忘れたりしないよ…」

カイトは消えていった…変わりに白い白い雪が降った……

ミサは泣いた……ずっと泣き続けた…でもカイトの「その顔一番好きだよ…」が心に響く…もう泣かない…前に突き進むんだミサは誓った…そしてもうカイトのことを忘れることはなかった…

ミサ「みなさんは自分の命を捨てて守ってくれる友達はいますか?」

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